「おじさん酒場」刊行記念イベントで太田和彦さんに会えた日☆
こんばんは。日本酒に愛された女です♪
2017年11月9日、大ファンである太田和彦さんにお会いすることが出来ました。
「いつか太田さんと一献交わしたい☆」
と願い続けて15年。八重洲ブックセンターでの「山田真由美さん×なかむらるみさん× 太田和彦さん トーク&サイン会『おじさん酒場』(亜紀書房) 刊行記念」というイベントで一献交わすまではいきませんでしたが、同じ空間で「乾杯☆」と盃を挙げることができました(^^)
広島は賀茂鶴酒造さんの日本酒をいただき蔵元さんを囲む会のような気分を味わい、山田さんのトーク内容に共感しうなずき、笑い、なかむらさんのふんわりした口調に癒され、念願の「生」太田さんに会えてお話しできた☆夢のようなイベントのことを書きます。
2017年11月12日 2017年11月12日
目次
「山田真由美さん×なかむらるみさん×太田和彦さん トーク&サイン会『おじさん酒場』(亜紀書房) 刊行記念」イベント
イベント内容
山田真由美・著、なかむらるみ・絵の『おじさん酒場』(亜紀書房)の刊行を記念して、居酒屋探訪家であり、本書巻末の鼎談ゲストである太田和彦さんをお招きし、3人によるトークショー&サイン会を行います。
当日は、会場がおじさん酒場に早変わり。みなさんもご一緒に、おじさん酒場を味わってみませんか。
お酒と軽食(ともに無料)をご用意して、みなさまのご来場をお待ちしております。
【おじさん酒場】
そこに居るだけで店のおさまりがよくなるおじさんが、単独あるいは連れとともに心から愉しんで酒を呑んでいる、または、見ていてそう感じずにはいられない、景色のいい居酒屋のこと。引用:八重洲ブックセンター > イベント > ★山田真由美さん×なかむらるみさん× 太田和彦さん トーク&サイン会『おじさん酒場』(亜紀書房) 刊行記念
初めてのイベント。初めての八重洲ブックセンター。ドキドキしながらエレベーターで8階まで上がると、突き当りにイベント会場がありました。今日のイベントは「お酒と軽食が出る」ということなので、お酒に酔ってあらぬことにならないよう念のためコンビニで買ってきたカロリーメイトとお茶で少しお腹を満たし、お手洗いで身なりを整えると気分はまるでデート前 さぁ、いざ出陣です♪
トーク&サイン会参加整理券の引き換え
18時からカウンターで本を販売するということでしたので、そこで「おじさん酒場」を購入し、引き換えにイベントの参加整理券をいただきました。あとは開場時刻まで待つのみ♪ 「写真撮りたいなぁ☆」とダメ元でカメラを持ってきていましたが、参加整理券に「『撮影・録音・録画』はご遠慮ください。」の注意書きが書かれており落胆。やっぱりね、そりゃそうですよね。。店員さんに外観の撮影の許可はいただき、スマホで撮りました。
会場のセッティング風景
会場内をのぞくと、正面中央のひな壇にテーブルとパイプイスが3脚、テーブル左上にはノートパソコン、マイクが3つ置かれています。ここでトークをされるのでしょう♪ 左手には映像を映すためのスクリーンがあり、会場中心には2ブロックに分けてテーブルが設置され、賀茂鶴の日本酒とおつまみが置かれています☆とてもトークショーとは思えませんっ!ワクワクしますo(^^)o
著者の山田真由美さんはノートパソコンをさわり最終チェックをされたり、イラストレーターのなかむらるみさんはお子さんをおんぶしながら、賀茂鶴酒造の方々や、関係者のみなさまとセッティングをされていました。う~ん、手作り感満載♪ 楽しみです!
待っている間、山田さんもなかむらさんも係の方も
って優しく声をかけてくださいました。うぅ。。私が勝手に早く来ているだけなのに、なんてお優しいのでしょう。
開場
予定より少し早く18:30前に開場!好きな席に座れるということで、今回ばかりは悔いのないように勇気を出して前の方へ♪ ドキドキしながらも、大好きなことになると勇気が出せるのには我ながら驚きます。
壁には写真やイラストが飾られ、テーブルには日本酒が置かれ、とっても楽しい雰囲気の会場です☆ この光景はぜひ残しておきたいなぁと、改めて別の方にダメ元で「中は撮ったらダメなのでしょうか?」と恐る恐る尋ねると「大丈夫ですよ(^^)」との嬉しい答えが帰ってきました。
と、満面の笑みに。ということでジャンジャン撮りました☆ こんな風に見えたのですよ☆ 講演会会場はちょうどいい広さですね。
壁には山田さんが訪ねたと思われるお店の写真やおじさん達♪ なかむらさんが描かれたイラストがペタペタと貼ってあります。とても楽しい雰囲気になっています。
賀茂鶴酒造さんの日本酒4本とおつまみ
まだトークショーの前なのに、もう飲んでよいそうです(笑) まるで「蔵元さんを囲む会」のようです。「1粒で2度美味しい♪」とはこのことですねっ(^^) このイベントを考えた方のアイデアは本当に素晴らしいなぁ。参加者は日本酒好きに決まってますもんね!こんな楽しいイベントがあっていいんだろうか!嬉しすぎますっ☆
純米吟醸「一滴入魂(いってきにゅうこん)」と特別本醸造「超特撰特等酒」
新商品の純米酒「広島錦」と本醸造「上等酒」
賀茂鶴酒造さんは2018年に法人設立100周年を迎えるそうです。それにふさわしい日本酒として100年ぶりに「広島錦」という酒米を復活させて造ったのがその名も「広島錦」。挑戦する姿は美しいですね!まだ広島錦はこの商品にしか使用していないとのことでした。
常温とお燗と両方いただくことができました☆ 最初は常温から。口当たりが滑らかで優しく、微かにフルーティーな香りが広がり最後にキリッと切れて行く、とても飲みやすい初めて飲む味でした。燗酒器を用意されており熱めのお燗でも飲ませていただいたところ、常温よりも早く香りが広がり、香りと味が消えていくのも早いような気がしました。お燗にすると口当たりが軽くなり、飲み過ぎそうな気がします(笑)常温で十分美味しく旨味をじっくり味わいたいので、どちらかと言えば常温の方が好みかな♪ どちらもどんな料理にも合いそうなので、機会があればぜひいろんな料理と合わせてみたいです☆
今日いただいた4本の中では、最初にいただいた賀茂鶴 純米吟醸「一滴入魂」が好みでした。スッキリしていて最初に旨味がくっと来てサッと広がり、パッと消える。語彙力なさすぎ(>_<) でも擬音で表すのが一番ぴったり来そうで(^^; 料理の味を邪魔しない食中酒向けかな?ちゃんと最初一瞬インパクトがあるので、「あの味どんなんだったっけ?」ともう一度その味が知りたくなり「もう一杯!」となり、気づくとこんなに飲んじゃった!ってなことになりそうです(^^)
そうこうしている内に、トークスタート時刻が近づいてきました!
トークスタート☆
3者ご登壇です!!左から「おじさん酒場」著者の山田真由美さん、太田和彦さん、イラストレーターのなかむらるみさんです♪
この後、「先生方も乾杯しませんか?」とのお客様の掛け声により一緒に「乾杯っ☆」
くーっ、嬉しすぎる。。。同じ空間でこの距離で盃を挙げられるなんて(T_T) 大好きな日本酒がつなぐ縁☆とは素晴らしいものですね。
賀茂鶴酒造さんのご挨拶
山田さんの「一人で飲みに行くのは社会から解放されたい、人間に戻りたいから。」という話に共感! 働いているといろんなことがありますもんね。。。一度ご一緒したくなりました(^^)
※ここからは、私もメモをとっておりましたが読めたもんじゃなく(^^; satoko(@hsatoko327)さんのツイートを引用させていただきながら書きますm(..)m
「なぜおじさんという種族にかくも愛を注ぐのか?」
「昔ながらのお店が好きで、そこに行くとおじさんがセットだった。そしていつの頃からかいつもいるおじさんが気になり出した」
#おじさん酒場— satoko (@hsatoko327) 2017年11月9日
「おじさん酒場という本を書いた自分でも、どんな方がこの本をおもしろがるのか分からないんです」 #おじさん酒場
— satoko (@hsatoko327) 2017年11月9日
「おじさんにすすめたい本だな。執拗な観察眼がね。人のふり見て我がふり直せ、ってね。」 #おじさん酒場
— satoko (@hsatoko327) 2017年11月9日
という山田さんと太田さんのやりとりには笑いました(^o^)
「最近はひとりやふたりで勇敢に呑みにくる女性も多い。女性が常連の飲み屋はいい飲み屋。男は義理で行ったりするから。」 #おじさん酒場
— satoko (@hsatoko327) 2017年11月9日
へぇ~!男性ってそういうものなのね♪ 大変ですねぇ(^^; そういや父も「そろそろ○○に顔出さないと。」とか言っていそいそと出かけてたなぁ(笑)
いい店だと思う基準について。
「いいひと、いい酒、いい肴。居酒屋三原則です。なかでもひとは最優位です。」 #おじさん酒場— satoko (@hsatoko327) 2017年11月9日
うんうん、やっぱり太田さんはブレない!
「好きな女性ができて、居酒屋行ってみたいわって言ってくれるのはね、いい子。居酒屋で尊敬されてる男はいい男ですよ。今いいこと言ってますよ」 #おじさん酒場
— satoko (@hsatoko327) 2017年11月9日
この話を聞いた時、ハッとしてしんみりしちゃいました(遠い目)
サイン会スタート☆
20時半前頃からサイン会がスタート!みなさん「おじさん酒場」を持って並び始めました。いよいよです。ドキドキ☆
並んでいる時に、編集社さん?に写真を撮ってもらっている人がいまして、私も慌ててカメラを取りに行き列に戻りました。サインだけじゃなく、まさか写真まで撮っていただけるなんて!!!本当にありがたいことです☆そしていよいよ私の番。。。
山田さんと。
「今日は早くから来ていただきありがとうございました♪」
「いえいえ!トークの内容が共感しまくりだったので、本を読むのがとっても楽しみです~♪」
と、お話しをさせていただきました。
なかむらさんと。
「わぁ、可愛いイラストですね☆」
「これ、富士山なの~(^-^)」
って、徳利に富士山の絵を描きながらおっとりとお話ししてくれました。ほんわかほのぼの癒されちゃいました♪
太田さんと。
「10数年ずっと大ファンです!いつかお会いするのが夢でした!いつも太田さんの映像を観ながら、一緒に飲んでます♪」
「あ、そう!ありがとう(^-^)」
(サインを書いていただいている時に、編集者?の方が「カメラは押すだけですか?」と尋ねられて答えていたら)
「お!すごいカメラ持ってるね!」
「いえいえ、、、そんな(^^;」
(まさか、太田さんにカメラのことを突っ込まれるとは思わず)
「SONY?へぇ~。。」
(太田さんはOLYMPUSを使われてるなぁと、思い出しながら)
「友達が同じのを持ってまして、いいなと思いまして♪」
「何ミリ?」
「24ミリです。」
「あぁ、いいね。望遠?」
「いえ、単焦点なんですよ。」
「へぇ、単焦点。。。」
「日本酒もこうやって近づいて撮れちゃうんですよ(^^)」
(2人でその構図を再現する風)
そんな会話をしながら、優しく笑ってくださいました。まさかの展開に
って、すごくすごく思いました。
サインと写真まで撮っていただきました☆
自分の番が終わりようやく緊張の糸がほどけて、客観的に太田さんを撮ることが出来た1枚です(^^)
太田さんはTVで観たまんまの本当に素敵な方でした♪ そこにたどり着くまでにはきっといろいろなことがあったのでしょうけれど、太田さんのような自然体、穏やかさ、やわらかさ、芯の太さに憧れます。私もそんな人になりたいな☆ なんて思い、会場を後にしました。
さいごに
余韻に浸りながら夜ご飯
ぽーっとしたまま帰るのもなぁと、ちょっとクールダウンしたくて前から気になっていた東京駅地下の山形のお店に行ってみたら、カウンターがなくあきらめ(;_;) 日本酒を飲みたいモードだったので、先日東北旅行前に買った駅弁が美味しかったのを思い出しそちらを購入。合わせた日本酒は小布施土産の「スクウェア・ワン」。今日はめでたい!ということで開栓しました☆
もちろん今宵も太田さんと一緒に♪
イベントの感想と日本酒がつなぐ縁
このようなイベントは初参加だったのですが、とても楽しく貴重なひとときを過ごすことが出来ました。八重洲ブックセンターさん。登壇された山田さん、なかむらさん、太田さん。賀茂鶴酒造さん、関係者の方々、本当にありがとうございました。お客さんも、みんな笑顔だったのがとても印象的です。笑顔がある場にいられてとても幸せでした☆
思えば日本酒がつなぐ場所には、いつも笑顔があるように思います。飲みグセが悪い人と出会っていないのかもしれませんが、今までも日本酒をつなぐ縁でたくさん素敵なことがありました。今回のイベント情報を教えてくれたのも、日本酒仲間です。
その友達とは日本酒好きの友達を通して知り合い、今では時々「日本酒の会」と称して小山商店でそれぞれ気になる日本酒を買い、友達の家に集まり一献交わす仲です。その友達が数年前、転勤することになった際、私が太田さんの素晴らしさを熱く伝え、「転勤先には太田さんが行った○○というお店があるよ♪」と送り出したのですが、今度は逆に私が太田さんの情報をもらうなんて、面白いものですね(*^^*)
友人や仲間にずっとず~っと「いつか太田さんと一献交わすのが夢なの☆なんかあったら情報ちょうだいね♪」と言い続けて来て本当に良かったです。「本当に叶えたい願いは口にすれば叶う☆」という言葉は本当なのだなぁと、初めて実感しました☆
美味しい日本酒を「美味しいね♪」って言いながら、たわいもない話をし、笑い合える仲間がいることはとても嬉しいことだなと、日々感じています。これからも日本酒と一緒に歩んで行こう♪ いろんな日本酒を飲んで、いろんなお話しを聴いて、知人・友人に日本酒を広める活動を続けて日本酒Worldを楽しむぞ~(^o^)/ それとやっぱり・・・
登壇者のご紹介
山田真由美さん(書籍編集・ライター)
なかむらるみさん(イラストレーター)
太田和彦さん(グラフィックデザイナー・居酒屋探訪家)
Wikipedia|BS11 太田和彦 ふらり旅 いい酒いい肴|旅チャンネル 太田和彦の日本百名居酒屋
今日の1本+1本
一滴入魂は、【全国燗酒コンテスト2016」 金賞受賞】の日本酒だったのですね♪
今回いただいた広島錦は「純米酒」で、そちらは料飲店でしか飲めないようです。ご参考まで「賀茂鶴 純米大吟醸 広島錦」を。なかなか素晴らしいお値段です(^^; いったいどんな味なのでしょうね☆
では、酔い夜を~(^^)/☆
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