高級日本酒 TAKANOME(鷹ノ目)リニューアル!ごちそうの味わいを活かしながら軽やかに並走してくれる最高のペアリング酒
こんばんは、日本酒に愛された女です♪
皆さん、「高級日本酒 TAKANOME(鷹ノ目)」をご存知でしょうか?
TAKANOMEは以前ご紹介したことのある株式会社Forbulと山口県にある創業200年の老舗酒蔵はつもみじがタッグを組み、世界に通用する日本酒を目指し「うまさ」のみを追求するというコンセプトで開発された日本酒なのですが、大人気商品にも関わらずもうリニューアルしたそうです☆ 現状にあぐらをかくことなく進化し続ける姿勢って素晴らしいですね!
今回ありがたいことにその貴重なTAKANOMEをいただくことができ、日本酒と美味しいものが大好きな友人と一緒に楽しんできましたので「TAKANOMEリニューアル版」を書きます(^^) 飲んだ感想をひとことでお伝えするならば、「ごちそうの味わいを活かしながら軽やかに並走してくれる最高のペアリング酒」です。
TAKANOMEに興味のある方、特別な日本酒をお探しの方、最高のペアリング酒をお探しの方etc…よろしければお好きな日本酒を片手に、どんな味わいの日本酒なのかを想像しながらゆるりとご覧くださいませ♪
2022年2月27日 2022年2月25日
目次
開封の儀・デザイン
ガッチリとした黒いギフトボックスに入っています。リニューアル前のものより高級感がアップ☆
瓶が半透明からほぼ不透明になり黒さが際立ち、カッコ良さもマシマシ!絵になりますね☆
山口県産の山田錦を100%使用。アルコール度数は16度です。
TAKANOME > MAGAZINE:酒米「山田錦」の生産農家と、熱き蔵人。TAKANOMEに携わるプロフェッショナルたち
いざ!TAKANOMEをいただきます☆
美味しい料理と一緒に美味しい日本酒を飲むことはこの上ない喜びです☆ 前回いただいたのは2020年4月下旬で誰にも会えない期間だったため、友だちの顔を浮かべながら「いつかまた笑って一緒に飲めますように。」と願い、1人で味わいました。とても美味しくまた非日常的で特別な時間・経験となり私の歴史に幸せな1ページが追加されたのですが、特別な日本酒は友だちと一緒に味わうとより一層美味しく楽しく嬉しく感じるもの☆ 今回は日本酒と美味しいものが大好きな友人に真っ先に連絡し、一緒にいただくことにしました(^^)
A.日本酒だけで♪ 冷たい状態で♪
真っ黒なTAKANOMEのデザインはワイングラスはもちろんのこと、赤紫色のランチョンマットととても合うなぁ~と、テンションが上りました(^^) これくらいはっきりとした色合いと合わせると黒の高級感が強調される気がします。「私だったら何色にするかなぁ?どんな色が合うかな?」と、テーブルコーデイネートを考えるところからもうすでに楽しめそうですね♪
ワイングラスにTAKANOMEを少し注いでみると少し黄色みがかっており、そっと香りをかぐとフルーティー♪「ほぅ~。やはり想像通りフルーティー系っぽいなぁ(^^)」と一口飲むと、
脳が混乱しました。最初に少し香りがきて軽やかとろんと思ったら、あっという間に跡形もなく消えていくんです!「この軽さ、口の中の残り具合、消え具合はなんと表現すればいいの?想像していたものと違う!」と、頭の中が「?」だらけになりました(^^) アルコール度数が高くて、カッ!と蒸発して消えていく感じではなく、最初から口の中には何もなかったかのように消える感じなのです。。私の脳にストックされたデータを引き出せど引き出せど、似たものが何一つ浮かんできません。
B.洋風料理とのペアリングを楽しむ♪
まだ頭の中が混乱してぼ~っとしておりますが(^^; 次に料理とTAKANOMEのペアリングを楽しんでみたいと思います♪
今回は友人宅にお邪魔し、料理も作ってもらいました。事前にTAKANOMEのサイトを見て「どんな味わいの日本酒なのだろうか?どんな料理が合いそうか?」とたくさん想像して作ってくれたそうです。ありがとうございますm(..)m
本日のメニュー
- 前菜:無限ゆで卵
- メイン:豚ヒレ肉のバルサミコソテー
- 箸休め:菜の花のガーリックソテー
- 〆:ブイヤベース
1.前菜:無限ゆで卵
ねっとりとろん♪ とした半熟卵の食感とゴマ油の風味と濃厚な旨味が美味しい(^^) そこへしらすの塩味がやってきてエンドレス!
「この前菜めっちゃ美味しいo(^^)o」
と、感動して単体で味わって食べきってしまいそうな勢い(笑)これはどんなお酒にも合いそうです♪
無限ゆで卵(リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ)
無限ゆで卵の余韻を味わいつつ一口コクリ♪
TAKANOMEのほんのりとした甘味が軽~く乗ってきて、次に半熟卵の旨味が浮かび上がりスッと消えていきます。料理と一緒にいただいてもやっぱりスッと消えてしまうなんて、う~ん、これは本当にマジックみたいだなぁ☆
2.メイン:豚ヒレ肉のバルサミコソテー
「TAKANOMEはパイナップル系の味わいっぽい」という事前情報をもとに、パイナップルと豚は相性が良いこと、それに発酵食品の酢を合わせてみようと作ってくれた1品です。
豚ヒレ肉のバルサミコソテーは豚ヒレ肉の上品な旨味とバルサミコ酢の爽やかさがマッチしていて美味o(^^)o ご飯も食べたくなっちゃうなぁなんて思いつつ、TAKANOMEを一口。
想像通り合いました。料理の余韻とともに最後にほんのりパイナップルの香りがきて、やわらかな甘さが少しやってきて、そしてここでもまたスッと消えていきます。豚肉、バルサミコソース系の味わいにも合うんだなぁとご機嫌モードに(^^) 一呼吸置いてからクレソンのスッキリとした爽やかな苦味を楽しみ、またTAKANOMEを一口コクリ♪ 脳と舌で味わいを楽しみ確認しながらコクリコクリと二口♪
と、2人で笑ってしまったくらいの軽やかな飲み心地です☆
補足:冷たいTAKANOMEと料理のペアリングをじっくり楽しむべく、ここからワインクーラーに入れながらいただきました。今は二重構造や断熱タイプのワインクーラーもあるんですね♪(私が以前使用していた陶器製のものは重たくて出し入れが大変なのと、材質上テーブルに傷がつきやすいのが少々ネックでした^^;)
3.箸休め:菜の花のガーリックソテー
「旬のもの」をチョイスしてくれました☆ 食材で季節を感じられるのって楽しいですよね~♪ 私はそんな旬を感じるために長年通っている飲食店があるくらい旬のものが大好きですo(^^)o
武蔵小杉「海鮮山鮮」は季節の日本酒と魚料理を堪能出来るお店(神奈川県川崎市)
菜の花と言えばパッと浮かぶ辛子和えではなく、こちらは菜の花とガーリックの炒めものです。ポリっ!とした歯ごたえを感じられる絶妙な火の通り具合の菜の花の茎とほんのりとした香りと苦味に強すぎないガーリック味♪ 「あぁ、もうこれだけで十分美味しいなぁ~♪」と笑顔に(^^) そこへTAKANOMEをコクリ♪ はいっ!ふつうに合いました☆ 今までの感じだとどんな料理が来てもTAKANOMEに合うだろうなぁと思ったとおり、やっぱりガーリックも苦味もいけました♪
ここまで3品の料理と一緒にTAKANOMEを飲んで「ふっ!」と浮かんだことが2つあります。最後に少し書きますので、お時間のある方は余談にもお付き合いいただけたら嬉しいです☆
4.〆:ブイヤベース
ラストは「変わり種」といって出してくれたブイヤベースで♪
いやぁ、もうこのブイヤベースの美味しいこと美味しいこと❤ 魚介類好きにはたまらない上に、旨味が出まくりでお腹の底から「あぁ~。。。美味しい。。。」と湯船につかったときのような声をもらしてしまいました(笑)これだけで何杯日本酒が飲めちゃうかしら(^^) 素材そのものの味わいと複雑に溶けあっている旨味のある料理にも、TAKANOMEは並走しながらサラリと消えていきました。なんて日本酒なんでしょう☆
2人の一致した意見がこれでした。
C.最後にもう一度日本酒だけで♪ 常温で♪
冷えたTAKANOMEと料理を合わせて楽しんだあと、「クーラーから出して最後は常温にして飲んでみようか?」との提案にうなずき、残り4分の1くらいは常温で飲んでみたところ、とろみがもう少し出てきて透明さの奥からじわりと香りやほのかな旨味も顔を出してきました。これは発見!
とのこと。わかるなぁ~。素敵な変化だと思いました。「味が変わってきちゃった(^^; 急いで飲まなくちゃ味がどんどん変わって行っちゃう~!」という焦りは一切なく、そんなほんの少しの緩やかな変化に気づき変化を楽しみ、ゆったりと過ごして共通の想い出づくりをしていけるのも楽しく嬉しいものだなぁと、しみじみ思ったラストでした。
「前半は料理と一緒に冷えたTAKANOMEで♪ 後半は常温にしたTAKANOMEだけで♪」という楽しみ方をオススメしちゃいます(^^)
はぁ、めいっぱい堪能しました。ありがとうございました!!心からのごちそうさまを☆
TAKANOME(鷹ノ目)の情報
名称 | TAKANOME(鷹ノ目) |
---|---|
酒米 | 山口県産山田錦100% |
アルコール分 | 16% |
開発・販売者 | 株式会社Forbul |
製造 | はつもみぢ(山口) |
公式サイト | TAKANOME(鷹ノ目) |
価格 | 15,400円(税込・送料込) |
備考 | 要冷蔵。直接蔵元から発送されクール便で届きます。 |
補足 |
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ペアリング3品目の時点で浮かんだこと2つ
- TAKANOMEは日本酒に苦手意識がある人でも飲めるかもしれない
- TAKANOMEは料理の味そのものを隅々まで味わえるように、軽やかさと穏やかさをキープしながら並走できる最高のペアリング酒を目指してつくられたのかもしれない
ペアリング3品目の時点で「ふっ!」と浮かんだのがこの2つでした。少し書きますね。
1つ目
TAKANOMEは日本酒に苦手意識がある人でも飲めるかもしれない
皆さんが日本酒から連想する味わいや好きな味わいはどのようなものでしょうか?
私が日本酒にハマる前に連想していた日本酒の味わいは、”THE 日本酒” という昔お父さんたちが好んで飲んでいたようないつまでもぼわぁ。。と口の中に残り、悪酔いするといったものでした。ひどいイメージですよね。「尊い日本酒になんて失礼なことを!」と、過去の自分に言いたくなります(^^;
(ご参考: Profile:日本酒との出会い)
めでたく日本酒好きとなった今は、「わぁ!いい香り♪」、「甘旨で美味しい~☆」、「これくらいの余韻がいいなぁ♪」、「最後の苦味がしめてくれていいっ♪」、「爽やかで美味しいなぁ♪」etc…たくさん好きな味わいが見つかり、それらの味わいを楽しむべく、定期的に生酒や無濾過生原酒、うすにごりなどの日本酒を手に取っています。
それに対し、TAKANOMEは何か味わいを前面に出すタイプではなく、雑味や重さを感じさせずにスルッと飲めて、どんな料理と合わせても常に音程が変わらないようなフラット感が続き、スッとフェードアウトしていくというタイプです。なので、日本酒が飲めない人がもし料理と一緒にブラインドでTAKANOMEを飲んだら、料理を楽しみながら「美味しいね♪」と飲んでいた。。というケースもありそうだなぁと、思ったというわけです。これは新しいジャンルかもしれないなぁ☆とも。もちろん日本酒を飲めない人は何がネックになっているのかわかりませんので、あくまで想像ですが(^^;
2つ目
TAKANOMEは料理の味そのものを隅々まで味わえるように、軽やかさと穏やかさをキープしながら並走できる最高のペアリング酒を目指してつくられたのかもしれない
皆さんは特別な日にチョイスしたごちそうの味わいを余すことなく隅々まで堪能したい時に、どんなペアリング酒を選びますか?
私は美味しい料理と一緒に美味しい日本酒を楽しむのが大好きです♪ 大好きすぎて長年いろんな料理と日本酒をいただいてきた結果、白身のお刺身にはA系統、赤身のお刺身にはB系統、揚げ物にはC系統、お出汁のきいたおでんにはD系統、etc…ざっくりと自分の中である程度合わせたい日本酒のパターンができました。ペアリングのプロではありませんので理屈は何もわかりませんが(^^; だいたいどれ系を選べばはずれにくいなというぼわっとしたくくりができている感じです。
このようにある程度自分の中でパターンができていたとしても、それをいただく場所により状況が変わってきますよね。例えば飲食店に複数で訪れてお刺身の盛り合わせを注文し、「このお刺身には私が注文した日本酒でOKだな♪ でもあのお刺身には○さんの日本酒の方がもっと美味しくいただけそうだな。どうしようかな。」なんて思ったとき、○さんの日本酒を少しいただくことができれば、小さな問題が解決され大きな幸せ気分が味わえちゃいます(笑)
でも自宅ではごちそうに合わせた日本酒を想定してすべてずらりと揃えるのは、なかなか難しいですよね(^^; そんな時のために、「もしかしたらどんなごちそうが来ても料理の味そのものを隅々まで味わえるように、軽やかさと穏やかさをキープしながら並走できる最高のペアリング酒を目指してつくられたのかもしれない。」と、頭に浮かびました。それも料理と日本酒を合わせて新たに生まれる美味しさなどのマリアージュを楽しむというよりも、ごちそうにはこれ1本あればOK!というペアリングに最適で最高な日本酒を目指したのかもしれないなと。これが浮かんだとたん頭の中がスッキリし、しっくり来ました。ようやく相手を知れたような気がして嬉しくなりました☆「そうとわかったらますます楽しくなってきた~♪ さぁ次行ってみよう~(^^)/」と気持ちが盛り上がったのはペアリング3品目を食べ終えた時点で、次が最後の4品目でした(笑)
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました(^^) どんな味わいの日本酒なのか想像がふくらみましたでしょうか?少しでもふくらんでいたら嬉しいです☆
TAKANOMEと料理のペアリングを楽しみ、日本酒は本当に奥深いなぁと思いました。私が初めての味わいだと感じたのは、きっと唯一無二の日本酒を目指しチャレンジを繰り返しながら「TAKANOME」というたった1つの日本酒を形にされたからなのでしょうね。こういう日本酒もあることを知れたこと、新しい経験ができたことをとても嬉しく思います。時間は流れ消えゆくものですが、想い出はずっと心に残り続けるもの。友人と一緒にTAKANOMEを味わった大切な時間を私の歴史の1ページに追加し、この想い出を胸にこれからも前を向いてマイペースで歩んでいこうと思います☆
「ごちそうに合う最高のペアリング酒を用意したいな♪」、「記念になる1本を飲んでみたいな♪」、「大切な人とステキな想い出をつくるための1本がほしいな♪」etc…そんな方々のそばにTAKANOMEが寄り添いますように。
では、酔い夜を~(^^)/☆
購入先のご紹介
- 「TAKANOME公式サイト」にて購入できます
- 週に1回、毎週水曜 21:00〜より販売開始(販売開始日は未定でTAKANOMEのLINE@にてお知らせ)
- お一人様 「4本」まで(手作業による造りにこだわっておられるため大幅な拡大が難しく、数量が限られてしまうそうです)
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